暮らす・働く

下北沢の物件に特化した賃貸情報サイト-アイラブ下北沢がコンテンツ提供

(左から)スラッシュの椿貴詞さんと村石恭一さん

(左から)スラッシュの椿貴詞さんと村石恭一さん

  • 0

  •  

 下北沢の物件に特化した賃貸情報サイト「オウイエ!下北沢」が11月1日、開設された。

[広告]

 下北沢を中心に、池ノ上、世田谷代田、東北沢、新代田の物件情報を紹介する同サイト。現在の紹介物件数は約100件。紹介物件数は今後増える予定。

 運営は、不動産会社の支援を行う「スラッシュ」(港区)。同社では街の不動産店のための不動産ホームページ作成サービス「ReBlo(リブロ)」を販売している。同サービスでは、間取りや家賃、最寄り駅などの物件情報を掲載できる。現在、同サービスを利用している不動産店は全国で約900店ほど。その中から、対象エリアである下北沢かいわいの物件情報を掲載している提携不動産店の情報を「Oh家!下北沢(オウ・イエ・シモキタザワ)」に掲載する。掲載は無料。「Oh家!下北沢」経由で問い合わせがあった場合は成果報酬で課金となる。

 地域限定の専門不動産会社もあるが、「独自で集客できる不動産会社なら問題ないが、いい物件を管理しながら集客できていない不動産会社も少なくない。そのような中小不動産会社と連携することで物件と人をマッチングさせることができれば」と同社の村石恭一さん。

 同サービスを立ち上げた理由について、村石さんは「当社の社員の多くが小田急沿線に住んでおり、下北沢に愛着を持っている者が多かったため」と話す。下北沢の物件については「他のエリアだと築年数が上がれば空きが続くため家賃が目減りするが、下北沢だと関係なく埋まる。そのため、賃料相場は他エリアより5,000円~1万円ほど高い」とも。

 下北沢に関する情報のコンテンツ提供や広報活動などは、情報資産プラットフォーム事業を手掛ける「パイプドビッツ」(同)が担当する。パイプドビッツは、下北沢の地域密着型SNS「I LOVE下北沢」の運営や「下北沢カレーフェスティバル」の主催としても知られている。もともと、スラッシュがパイプドビッツのサービスを利用しており、会社も近いことから実現に至ったという。「I LOVE下北沢と共にサイトを盛り上げ、下北沢の魅力を伝えることで下北沢に住みたいというユーザーを増やしていければ」とも。

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース