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下北沢の和食店「茶話屋」跡にイタリアンとワインの店

左から、シェフの藤木義之さんとソムリエの藤田善平さん

左から、シェフの藤木義之さんとソムリエの藤田善平さん

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 下北沢南口にイタリアンをベースとした料理とワインの店「Millevin-Fiori(ミルヴァン フィオーリ)」(世田谷区代沢5、TEL 03-6453-4230)がオープンして約1カ月たった。

旧茶話屋の雰囲気を残した外観

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 経営は、外食企業の経営戦略コンサルティングを行う「レタス&カンパニー」(渋谷区)。友成勇樹社長は「これまでさまざまな飲食の経営コンサルを行ってきたが、自分が腕にほれたシェフとソムリエによる店を出したいと思ったことがオープンのきっかけ」と話す。シェフは「RISTORANTE HiRo(リストランテ・ヒロ)」や「AROSSA(アロッサ)」で勤務経験のある藤木義之さん。ソムリエはワインバー「富士屋本店」(渋谷区)の責任者兼ソムリエを努めていた藤田善平さん。

 店舗面積は約12坪。テーブル20席、カウンター4席、立ち飲み4席。和食店「茶話屋(さわや)」のあった店舗を改装。外観と内観のギャップを狙い、あえて古民家風の外観を残した。以前赤い鳥居が立っていた店内は、水道管や古材などを使いシンプルにしている。店名の由来は「千のワイン(ミルヴァン)が花(フィオーリ)のように咲く」というフランス語とイタリア語から成る造語。友成さんは「人とワインが引き立つような内観にしたかった」と話す。 

 メニューは「レバープリン ポートキャラメルソース」(400円)や「和牛ハツのカツレツ 塩レモン添え」(1,000円)、「厚岸の牡蠣と三つ葉のスパゲティ」(1,200円)など。ドリンクは、ソムリエ選定の「グラスワイン(泡・赤・白)」(10種・600円~)や自然派ワインを中心とした「ボトルワイン」(40~50種・2,900円~)、「生ビール」(580円)など。「ホワイトチョコレートムース ココアのチュイル添え」(500円)などのデザート類も。

 下北沢にオープンした理由について、友成さんは「下北沢は大人向けの料理とワインの店が少ないように感じ需要があるのではと感じた」と話す。「地域の人が地元にいい店があると自慢できる店にしたい」とも。

 営業時間は、平日=17時~24時、土曜=15時~24時、日曜=15時~22時。祝日を除く月曜定休。

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