下北沢南口をブラスバンドとお掃除隊が練り歩く「環境美化パレード」が7月7日、8日行われた。
同パレードは、「北沢音楽祭」の催しの一つで、ニューオリンズスタイルの7人組バンド「BLACK BOTTOM BRASS BAND」が演奏の中心となった。7日は、富士中学校ブラスバンド部、東大原小学校有志らも加わり、総勢100人以上が約1時間半にわたって下北沢を行進した。8日は同バンドのファンたちが楽器を持って集結。トロンボーンやサックス、チューバなどが各10基ずつ集まり、「聖者の行進」などを含む5曲ほどを演奏して歩いた。中には缶やペットボトルで手作りしたマラカス風の楽器や手拍子でパレードに加わる人も出るなど、お祭り気分を盛り上げた。
「お掃除隊」の中心は、毎週日曜に下北沢の町でゴミ拾い活動を続けているNPO法人「グリーンバード下北沢支部」のメンバー。同パレードでもトレードマークのグリーンのゼッケンを着たメンバー約20人がパレードの後方をゴミ拾いしながら街の美化をアピールした。
パレードの参加者は「毎年、北沢音楽祭の時期になると、下北沢は本当に良い街だなと感じる。地域や地元の人、下北沢が好きで集まる人たちが一体となって音楽を楽しんでいる様子が心地よい」と感想を話していた。