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下北沢に「アジアンキッチン ボーダーズ」-店長は立てずスタッフもボーダーレスに

「オリジナルソーセージ」(750円)を提供するホール担当の成松愛さん。成松さんはキッチン担当のJumboさんが以前勤務していたタイ料理店の常連で「Jumboさんの料理のファン」だったそう

「オリジナルソーセージ」(750円)を提供するホール担当の成松愛さん。成松さんはキッチン担当のJumboさんが以前勤務していたタイ料理店の常連で「Jumboさんの料理のファン」だったそう

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 下北沢の茶沢通り沿いに5月3日、「アジアンキッチン BORDERS(ボーダーズ)」(世田谷区代沢5、TEL 03-6805-3982)がオープンした。

2階の窓際席

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 店舗面積は1・2階を合わせて約10坪、席数は1階=6席、2階=14席。

 スタッフは、もともと飲食店などのキッチンとして働いていたJumboさん、「接客を極めたくて接客業ばかりを経験している」というホール担当の成松愛さん、バンドマンでバータイム担当の男性の3人。「スタッフ同士も平等に働きたいと思い、店長はあえて決めていない。店名のボーダーズも、人と人の間に線はいらないとい意味を込めている」とJumboさん。

 コンセプトは「手作り」。「やれることは全部自分たちでやる」という方針で、店内の内装も友人などの助けを借りて自分たちの手で工事を行った。料理は無添加、無農薬にこだわり、「作り置きはせず、時間は掛かるが一つ一つ手作りした料理を提供している」(Jumboさん)という。野菜は毎日埼玉県の花里農園から直接取り寄せ、サラダの内容もその日にある野菜によって変わる。

 フードメニューは、味付けにカレー粉を使っているという「BORDERSオリジナルソーセージ」(750円)、インドネシア語で「ごちゃ混ぜ」という意味で、複数の野菜を使ったサラダの「ガドガド」(780円)、パクチー入りの「皮から手作り!羽付き焼ギョーザ」(450円)など。ドリンクメニューは、生ビール(480円)、カクテル(500円~)、焼酎(500円~)など。

 「1階のカウンターはライブ感覚でキッチンの様子を見ることができるので、お一人さまも来やすいと思う。2階はガラッと雰囲気が変わり、キャンドルをともしたテーブル席でゆったりしていただける」と成松さん。「お客さま同士がすぐ仲良くなる下北沢の雰囲気と3人それぞれのこだわりを出し合って、唯一無二の店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチタイム=12時~15時、ディナータイム=17時~24時、バータイム=24時~翌4時。

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