食べる

下北沢にカレー店-「おなかに優しいカレー」、テークアウトにも対応

南インドで市原さんが食べた「フィッシュカレー」から発案した「エビカレー」(1,000円)

南インドで市原さんが食べた「フィッシュカレー」から発案した「エビカレー」(1,000円)

  • 0

  •  

 下北沢南口に9月9日、カレー店「ANJALI CURRY SPICE FOODS(アンジャリーカリースパイスフード)」(世田谷区北沢2、TEL 03-5787-6622)がオープンした。

店主の市原健一さん

[広告]

 店舗面積は約5.8坪。席数はカウンター4席、テーブル4席。店主の市原健一さんは、代官山のオーガニックカフェで7年間働いていた経歴を持つ。カレーが好きで、10年以上前から漠然と「カレー店を開きたい」と考えていたという。下北沢を選んだ理由は知り合いの飲食店経営者が多いことなどから。

 味のこだわりは「油をおさえ、適度な辛さにしていること」(市原さん)。自身がおなかの弱い体質であるため「おなかに優しいカレー」を作ることを目指しているという。市原さんはインドなどへの渡航経験があり、「北インドに多い、バターや生クリーム、油を多く使ったカレーは、一口目はおいしいけど、おなかを壊しやすい印象。南インドやスリランカのさっぱり味のカレーでは、おなかを壊しにくかった」と話す。国産の食材のみを使い、これらの経験を踏まえて胃腸に優しいカレーを提供する。

 メニューは、エビの頭から取った濃厚な海鮮ダシを使った「エビカレー」(1,000円)や「チキンカレー」(950円)、「ドライカレー」(950円)、「本日のカレー」など。取材日の「本日のカレー」は「ポークビンダルー」(1,000円)だった。ドリンクは「生ビール」(500円)や静岡県沼津の地ビール「ベアードビール」(700円)、「グラスワイン赤・白」(各500円)など。ソフトドリンクは、トウガラシが入った「桜島マグマソーダ」(300円)や「チャイ」(450円)、「ラッシー」(450円)など。ランチにはドリンクがセットで付く。メニューは一部を除きテークアウトにも対応する。

 今後について「近所の人に愛される店になりたい」と市原さん。理想は一人暮らしの方から晩御飯の店として使ってもらうこと。「家でご飯を作るのは面倒だし、かといってファストフードは嫌という僕のような男性は少なくないはず。そんなとき行きたいと思えるカレー店になりたい」と話す。

 営業時間は18時~22時。ランチは12時~15時。9月中は水曜定休。10月7日以降は火曜定休。

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース