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下北沢につくね専門店「十夢想屋」-トッピングは20種類

店長の石窪さん(右)と料理長の野田さん(左)。石窪さんが研究目的でアルバイト勤務していた飲食店で知り合い、「その日のうちに意気投合し朝まで飲んで、一緒に店をやることを決めた」という

店長の石窪さん(右)と料理長の野田さん(左)。石窪さんが研究目的でアルバイト勤務していた飲食店で知り合い、「その日のうちに意気投合し朝まで飲んで、一緒に店をやることを決めた」という

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 下北沢南口に9月11日、つくね専門店「十夢想屋(とむそうや)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3795-8082)がオープンした。

おいしそうな「つくねの盛り合わせ」

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 店舗面積は約12坪。席数は20席。足立区で2年間焼き鳥店を経営してきた店長の石窪慎悟さんが、コンセプトを新たに出店した。「出店場所を選んでいる際、中野や高円寺なども見たが、下北沢は自由なイメージで自分に合った街だとピンと来た」と石窪さん。もともとつくねの味に自信があり、専門店を開くことを決めた。

 生の国産鶏肉で仕込んだつくねは「コリコリ!」「ジューシー!」「ヘルシー!」の3種類のベースと20種類のトッピングが選べ、全部で60種類の味を楽しめる。焼き鳥店時代から改良を重ね、今でも客の感想を聞きながら試行錯誤を繰り返しているといい、「お客さまからは、『フワフワした食感で、つくねのイメージが変わった』と言われることもある」。

 メニューは、「つくね」(1本90円~)のほか、つくねの中でも「特に人気で1人1皿注文するグループも多い」のが、「とよんちのたまご」(北沢2)から仕入れた卵を使った「月見つくね」(300円)、鳥取の銘柄鶏の大山どりを使った「ササミのたたき」(600円)、ハチミツをかけて食べる「若鶏のクワトロチーズグラタン」(650円)など。料理長の野田さんは「オープンして間もないが、常にメニューは改良や変更を加えている。一度来てくれたお客さまを、次に来たときにもっと喜ばせたい」という。

 ドリンクメニューは、生ビール(450円)、「炭酸が細かくて飲みやすい」という「超炭酸 角ハイボール」(380円)、自家製サングリア(600円)など。今後はボトルワインやスパークリングワインも提供する予定。

 店名の由来は「たくさんの夢を語れる場所」。「下北沢はバンドや演劇など夢を持っている人も多い。自分たちの夢だけでなく、お客さまもここで熱い話をしてほしいという思いを込めた」(石窪さん)。「元気がいい店を目指し、お客さまが笑顔で帰ってくれる店を目指したい」とも。

 営業時間は12時~24時。

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