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下北沢にアンテナショップ「會津問屋」-下北沢と会津をつなぐ

スタッフの上谷祐司さん。会津美里町の人が命名した「會津問屋」という店名には、会津地域を知ってもらおうという目的と、「問屋価格の安さ」で提供するという意味が込められている

スタッフの上谷祐司さん。会津美里町の人が命名した「會津問屋」という店名には、会津地域を知ってもらおうという目的と、「問屋価格の安さ」で提供するという意味が込められている

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 下北沢北口に現在、福島県会津美里町のアンテナショップ「會津問屋」(世田谷区北沢2、TEL 03-6796-2934)が期間限定でオープンしている。

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 店舗面積は約10坪。運営は会津美里振興公社。会津美里町に対する放射能の風評被害を払拭(ふっしょく)することを目的に会津美里町役場が発起した。産地直送のコメや野菜、新酒、東北最古の窯元で作る「会津本郷焼」などを販売する。コメは、コシヒカリ上白米(65円~)、ひとめぼれ上白米(60円~)、コシヒカリ上白米(無農薬)(75円~)、有機玄米(80円~)、有機コシヒカリ無洗米(100円~)など約12種類で、気軽に試せるように1合から提供している。

 店に並ぶ産地直送の野菜は天候によって種類も量も変動する。会津問屋の運営を手伝う「シェフズバンク」(神奈川県横浜市)の桑原大輔社長は「会津が凝縮されたこの店を通して、リアルな会津美里町を体感できると思う。会津地域は山に囲まれた地域であるにもかかわらず、多くの歴史、文化、ドラマが詰まっている。そんな会津を支えた土地の力を下北沢の人たちに伝えたい」と話す。「口コミが広がったのか、開店前の時間から野菜を見に来るお客さまもいる」とも。週末には新酒フェア、会津本郷焼きフェアなども予定。

 営業時間は12時~19時。月曜定休(祝日の場合は火曜)。12月28日まで。

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