下北沢南口の茶沢通り沿いにあるギャラリー併設のカフェ＆ダイニング「アートレッグカフェ」（世田谷区代沢5、TEL 03-6413-8588）で2月20日から、写真展「この上のフォトスタジオで撮った写真展」が始まった。

柳内良仁さんの作品

　主催はフォトレーベル「TOKYO PHOTO LIFE（トーキョーフォトライフ）」。同レーベルの代表を務める涼さんは、同店と上の階にあるフォトスタジオ「レッグ」のマネジャーでもある。同展は、フォトスタジオで撮影した写真をカフェで展示することで、「フォトスタジオをもっと身近に感じてもらいたい」という狙い。

　撮影者は涼さんのほかに、SNSで若者を中心に人気を集めるカメラマン・柳内良仁さんと安藤きをくさんの3人。同展に向けてモデル1人につき3時間ずつ、合計12人の撮影を行った。

　同展への意気込みを聞くと、「写真展に出展すること自体が初めてなので、どんな人たちが見に来てくれるか楽しみ。写真が好きな人、写真に興味がない人、ずっと写真を撮り続けている人など、さまざまな人に来てもらえれば思う」と柳内さん。安藤さんは「普段は屋外での撮影ばかりなので、フォトスタジオを使った撮影は今回が初めて。苦戦した点も多いが、これまでの作品とは違った色が出たと思う。普段から『安藤きをく』の作品を見ている人たちにこそ、見にきてもらいたい」と話す。

　涼さんは「いつも大事にしているのは、写真展と言われてイメージするこぎれいで堅苦しい雰囲気を壊したいということ。写真は好きだけど写真展に行ったことがないという人にこそ足を運んでもらいたいし、フォトスタジオや写真展がもっと身近なものになってほしい」と話す。最終日（17時～）にはエンディングパーティとして、撮影者の3人と被写体となったモデルが参加して、展示作品のプレゼント企画やトークイベントを実施する予定。「ぜひ参加して写真の感想などを聞かせてほしい」とも。

　今月28日まで。開催時間は15時～24時（土曜・日曜は11時～、最終日は11時～16時）。入場無料（ドリンク1オーダー制）。エンディングパーティの参加費は4,500円で、会場で参加予約を受け付ける。