下北沢で「八幡宮祭礼」-重さ400キロの「百貫御輿」も一般公開

昨年の祭礼の様子

昨年の祭礼の様子

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 毎年恒例の行事「北沢八幡宮祭礼」が9月1日と2日、北沢八幡宮(世田谷区代沢3)で行われる。一番の盛り上がりを見せるのは2日の昼から夜にかけての本祭。10基以上の神輿(みこし)が茶沢通りや南口商店街などを練り歩く。普段の3倍以上の人出が見込まれる下北沢最大のイベントだ。

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 2日正午ごろ、地区に8つある神酒所から、それぞれ2基程度の神輿が八幡宮に向けて出発。1基につき100人程度が交代で担ぎ、1~3キロメートル程度の道のりを進む。大人神輿のほか、子ども神輿も用意され、小学生までの児童がそろいの法被に身を包んで小型の神輿を担ぐという。1日の宵祭では境内に多数の露店が出店する。

 北沢八幡宮の祭礼は100年以上の歴史があり、古くから下北沢に住む人にとっては欠かせない行事。八幡宮での見所は、境内に保管されている「百貫神輿」。重さが400キログラム以上あり、戦時中に東京で3番目に大きいと言われた神輿だという。今ではその重さのために担がれることがないが、地区には「保存会」も設けられ、祭礼にあたって一般にも公開される。

 南口商店街理事長の吉田さんは「下北沢は最近子どもが減ってきていているので、ぜひ多くの参加を呼びかけたい」と話す。雨天決行。

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