下北沢の「好奇心の森ダーウィンルーム」(世田谷区代沢5、03-6805-2638)で1月30日~2月1日、ヨーロッパや中東を、旅行者の視点から語るトークショーが行われる。
トークを行うのは、「旅のそなた!」(旅行人)や「旅ぢから」(幻冬舎)著者でイラストレーターの森優子さん。
トークショーは「行ってみた~」をテーマに3夜連続で行う。第一夜は「行ってみた、あれからのヨーロッパ」、第二夜は「行ってみた、アウシュビッツ」、第三夜は「行ってみた、イスラエルとパレスチナ」。
森さんは「いずれもハードな印象が強いテーマだが、私自身は専門家ではなく、『いったいどうなってるの?』と気になって出向いた旅行者。だからこそ普通の暮らしの中にある人々の本音や答えが見つかる」と話す。
森さんの「行ってみた」トーク・シリーズとしてこれまでも各所で開催されている。現地で自身が撮影してきた写真をスライドで映し出しながらのトークは、重いテーマながらいつも笑いが絶えないと評判で、「家族や友人、高校生・大学生にも聞かせたい」といった声も多数寄せられているという。
森さんは、「きっとどなたも『気にはなるけどよく分からない』はず。みなさんの代わりに行ってきた私の旅を追体験するように、ぜひ今の『気になる世界の旅』を楽しみ、考える種を持って帰ってもらいたい」と話す。
会場の「好奇心の森ダーウィンルーム」は教養の再生を理念として古書や標本、研究道具を扱うショップで、専門家らを招いてイベントを開催している。
19時30分開演。申し込みはダーウィンルームまで。