「あ!線路がなくなる」-下北沢で小田急線の跡地を考えるセミナー

チラシなどに使われているイメージイラストはイラストレーター・エッセイストの沢野ひとしさんが手がけた。

チラシなどに使われているイメージイラストはイラストレーター・エッセイストの沢野ひとしさんが手がけた。

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 北沢タウンホール(世田谷区代沢2、TEL 03-5478-8006)で1月26日、小田急線の跡地を考える連続セミナー「あ!線路がなくなる」の第1回目が行われる。

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 同セミナーを主催するのは「小田急線跡地を考える会(略称=あとちの会)」(事務局=代沢2、TEL 03-5430-6963)。昨年8月に開催された下北沢の再開発計画を考えるシンポジウム「SHIMOKITA VOICE」をきっかけとして、個人参加を主体とした「小田急線跡地を考える会・プレ準備会」が同9月に発足。その後準備を重ね、今年より本格的に活動をスタートした。

 小田急線の代々木上原、梅ヶ丘駅間の地下工事は2010年に完成予定だが、その跡地となる幅30メートル、長さ2.2キロメートルのスペースを、住みやすい街づくりに生かすため、市民に話し合いの場を設けることを主な活動内容としている。

 連続セミナー第1回のタイトルは「どうなっているの、下北沢」。都市計画専門家の蓑原敬さんが基調講演を行うほか、明治大学建築学科教授の小林正美さんや世田谷区担当職員も参加し、下北沢駅周辺計画や国内外線路跡地がどのように利用されているかなどを説明。質疑応答の時間も設ける。

 同会メンバーの矢崎与志子さんは「世田谷区の担当者から市民に対して直接、下北沢駅周辺計画についての説明が行われるので、興味のある人はぜひ参加してほしい」と話している。

 開催時間は13時30分~16時。入場無料(カンパ歓迎)。同セミナーの第2回、3回はそれぞれ2月と3月に予定されている。

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