下北沢再開発の見直しを訴える「SHIMOKITA VOICE」、今年も開催

イベントのフライヤー。撮影は荒木さんが手がけた

イベントのフライヤー。撮影は荒木さんが手がけた

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 下北沢南口の北沢タウンホール(世田谷区代沢2、TEL 03-5478-8006)と北口のアレイホール(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-1086)で8月29日〜31日、下北沢の再開発計画の見直しを求めるシンポジウムとライブのイベント「SHIMOKITA VOICE 08」が開催される。

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 同イベントは昨年8月に第1回が行われた。今年は地元商業者のグループ「下北沢商業者協議会」が主催。同会代表の大木雄高さんは「『シモキタを守れ』ということは『文化を守れ』ということでもある。駅周辺はすでに開発を見越した動き(工事中の現場)が多く見られ、実際に補助54号線道路建設と駅前バスロータリー建設が始まれば、その動きはさらに加速するだろう。この問題は(その大きさのわりに)あまり知られていないので、ぜひイベントに足を運んでほしい」と話す。

 29日の会場は北沢タウンホール。経済学者の松原隆一郎さんら7人が参加するシンポジウム「下北沢の再開発計画、今どうなっているの?」を行う。続いて作家のよしもとばななさんのメッセージ「下北沢のこと」を発表するとともに、ミュージシャンの山本精一さん、歌手のおおたか静流さん、シンガーソングライター・イラストレーターの原マスミさんら3組が出演するライブや、写真家の荒木経惟さんの写真展「ライカで下北沢—路地の顔」を開催。

 30日はアレイホールで「下北沢の不都合な真実」「場所の力」「シモキタ・クラッシュ」と題された三つのシンポジウムを連続開催。参加者はフリー編集者・文筆家の仲俣暁生さん、社会学者の北田暁大さんほか。また、31日は同会場でミュージシャンの曽我部恵一さんら4組によるライブを開催する。

 シンポジウムと写真展は入場無料(カンパ制)。ライブは各入場料2,500円。

SHIMOKITA VOICE 2008北沢タウンホールアレイホールへようこそ!下北沢の再開発問題をテーマにシンポジウム−柄本明さんらも参加(下北沢経済新聞)下北沢の再開発問題テーマにイベント−荒木経惟さんの撮り下ろしも(下北沢経済新聞)

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