![今回のフライヤー。数えきれないキャラを演じてきたモロ師岡さんだが、最近は「御器所先生、頑張って下さい」と街で声を掛けられることも](https://images.keizai.biz/shimokita_keizai/headline/1223902344_photo.jpg)
下北沢南口の小劇場「劇」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0020)で10月18日・19日、俳優・コメディアンのモロ師岡さんのライブ「僕の一人コント集」が開催される。
モロ師岡さんは1959年、千葉県生まれ。1978年に劇団入りし、後にお笑いコンビ「コント山口君と竹田君」の付き人となり、渋谷道頓堀劇場の舞台でコントの修行を積んだ。1995年に花形演芸大賞銀賞受賞、1996年に北野武さん監督映画「キッズ・リターン」の中年ボクサー役により、東京スポーツ映画大賞助演男優賞受賞。その後も映画「ラヂオの時間」「感染」などで脇役ながら印象的なキャラクターを演じ、最近ではテレビドラマ「中学生日記」の「御器所先生」としても知られている。
一人コントのライブは25年前から年1回のペースで続けられ、下北沢では2000年から開催。老若男女を問わず、小市民の日常や心理を独特の視点で自作自演するほか、システム手帳とペンを手にスーツ姿で演じる「サラリーマン落語」も評判だ。
所属事務所リアクション代表の遠藤治さんは26回目となる今回のライブについて、「来年公開予定の映画『劔岳 点の記』のロケでの逸話を盛り込んだネタのほか、サラリーマン落語も披露する」と話す。
開演は18日19時~、19日14時~。チケットは前売り2,800円、当日3,000円。