下北沢南口に昨年12月25日、アメリカの古着などを扱う古着店「bloom」(世田谷区北沢2)がオープンした。
同店は、店長の平井かおりさんと松岡裕子さんが2人で経営する。2人は以前働いていた原宿の古着店で出会い、意気投合。その後「大好きな古着をたくさんの人に提供したい」(平井さん)という思いから、同店オープンを決意した。立地に下北沢を選んだ理由は、「下北沢に訪れる人たちの中には、古着を愛してくれる人がたくさんいるから」(同)。
店舗面積は約3坪。店内にある商品はすべて2人がアメリカの西海岸へ直接買い付けに行き、サイズやコンディションのほか、日本人の体格に合うかどうかにこだわって購入したもの。そのため、店内にある商品はすべて1点もの。商品単価は平均2,000円~3,000円で、店内のインテリアもすべて現地で買い付けた。
同店は駅から徒歩2分の場所にあるが、路地に位置する2階のスペースということもあり、比較的賃料が安かった。毎月西海岸へ買い付けに行くことを想定していたため、安い賃料は好都合だったという。
2人は、「もともと自分の店を持ちたいと思っていた。古着といえばカジュアルな雰囲気になってしまうものが多いが、ここでは大人の女性でも楽しめる『きれいめ』の古着を、リーズナブルな価格で提供していきたい」(平井さん)、「店に来てくれた人にも、アメリカ西海岸の雰囲気を楽しんでもらいたい」(松岡さん)と意欲をみせる。
営業時間は12時~21時。商品はウェブサイトでも販売する。