下北沢にコミュニティーカフェ-サラダ・スープを量り売りで提供

テーブルやいす、食器類はすべて寄付によるもの。「バラバラに集まったテーブルやいすが調和した、新たな空間を作り出せれば」(庄野さん)

テーブルやいす、食器類はすべて寄付によるもの。「バラバラに集まったテーブルやいすが調和した、新たな空間を作り出せれば」(庄野さん)

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 NPO法人「国境なき楽団」は8月9日、下北沢西口にコミュニティーカフェ「Com.Cafe音倉(コムカフェ・オトクラ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6751-1311)をオープンした。

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 同楽団は2001年に結成し、2006年に認証されたNPO法人。これまで特別養護老人ホームやアジア各国で訪問コンサートをするなど、音楽を中心としたボランティア活動を行ってきた。

 店舗面積は45坪。店内に並ぶ計40席のテーブルやいす、食器類はすべて寄付によるもの。ランチタイムは、旬の野菜を使ったサラダやスープなどをバイキング形式の量り売り(1グラム=2円)で提供。「食べ物を捨てることはしたくないので、すべての料理を量り売りにした」(代表の庄野真代さん)という。バータイムでは、「アンチョビキャベツ」などの小皿料理(すべて300円)や「音倉vege☆DON」(600円)などのほかアルコール類も提供する。

 同店はライブハウスやギャラリースペースとしても貸し出すほか、月に1度はキャンドルナイトを行う。庄野さんは「楽団設立当時から、活動の拠点となる店を持つことが夢だった。今後、みんなで作り上げていくことがテーマ」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=12時~15時、バータイム=18時30分~22時。今月は26日18時30分からキャンドルナイトを行う。

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