下北沢にカフェ併設のギャラリー新店-「ジン」の委託販売も

「commune(コミューン)」のカフェスペース。お茶を楽しみながら、関連グッズや雑貨を見ることができる

「commune(コミューン)」のカフェスペース。お茶を楽しみながら、関連グッズや雑貨を見ることができる

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 下北沢北口に8月21日、ギャラリー「commune(コミューン)」(世田谷区北沢2、TEL 03-346-5198)がオープンした。

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 運営は、ミュージシャンの曽我部恵一さんが主宰する音楽レーベル「ローズ・レコード」(世田谷区大原)。店長はサトウリカコさんと平田恵美さん。サトウさんはフリーカメラマンとして同社と親交があったことから、平田さんは曽我部が経営するカフェ「CITY COUNTRY CITY(シティ・カントリー・シティ)」のスタッフだったことから、それぞれ同店を任されることになったという。

 店舗面積は約12坪。ギャラリーや関連グッズ販売ブースのほか、カフェスペースも併設する。カフェスペースでは、コーヒー(500円)やジャスミンティー(300円)、ウィルキンソン(400円)などのドリンクメニューを提供。入り口付近では、キーホルダーやピアスなどのアメリカ雑貨(100円~)を販売し、アートに興味のない人でも気軽に入れる工夫を施した。

 同店では貸しギャラリーとして運営する傍ら、「zine(ジン)」と呼ばれる自費出版物の委託販売も行う。オフィシャルサイト内で参加者を募り、現在24人のジンを販売。中には曽我部恵一さんのジンも。

 サトウさんは「もともとギャラリーをやってみたいと思っていた。店を持つのは初めてなので、ワクワクしている」と話す。今後について、「お茶をしながらアートを楽しめる空間を目指したい。ギャラリーというよりも、親しい友達の部屋へ訪れるような感覚で来てもらえれば」とも。

 営業時間は12時~21時。木曜定休。今月6日まで、デザイナー・野口路加さんの個展「おしごと☆組曲」展を開催している。

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