下北沢北口に9月1日、カフェ&バー「atelier(アトリエ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-5790-9719)がオープンした。
店舗面積は約13坪。内装はコンクリートの打ちっぱなしで、木材でできたカウンターとテーブル、いすを並べる。テーブル席の壁側のいすは上から鎖でつるしたブランコ型に。70年代のピンボールゲームやDJブースも設けた。壁面はギャラリーとして使うほか、プロジェクターを使ったデレビゲーム大会や映画鑑賞会などのイベント、トークショーなども予定している。
オーナーの中本昂佑(こうすけ)さんは22歳。中央大学法学部の4年生だが、役者としても活動している。約3年前から下北沢に住んでいる中本さんは、最近の下北沢について「再開発などによりだんだん変わって来たように感じる」と話す。オープンを決めたきっかけは「昔から愛されていた下北沢の街にマッチした店を、若い世代である僕たちが運営したい」という思いからだという。
ドリンクメニューは「銀河高原生ビール(ペールエール)」(700円~)や焼酎(600円~)、カクテル(700円~)などのアルコールからソフトドリンク(400円~)まで。コーヒー(500円)は同店のオリジナルブレンド。フードメニューは、「自家製サルサチップス」(400円~)などのつまみや、定食(800円)、茶漬け(400円~)などを提供する。オープンから間もないが、開店初日から毎日足を運んでいる客もいるという。
中本さんはすでに大学の単位を取り終え、役者と同店の経営に専念する予定だという。「たくさんの人の力を借りて、大好きな場所に仕上がった。スタッフやお客さまの距離が近い店、たくさんの人に出会える場所にしていきたい。近いうちに24時間営業にして、いつでも足を運んでもらえる店を目指したい」と笑顔で語る。
営業時間は11時~深夜。