「下北沢経済新聞」の掲載記事が9月8日、通算1,000本に達した。
2006年8月に開設した同サイト。下北沢の編集プロダクション「プレスラボ」(世田谷区代沢5)が運営し、梅田カズヒコ社長(29)が編集長を兼ねる。
1,000本目は、劇団「tsumazuki no ishi」の公演を伝える記事だった。記事を担当したのは今年8月に編集部に加わったばかりの新人、古田記者。「1,000本目と聞いてプロ野球選手の1,000本安打をイメージした。下北沢とライターがコツコツと記事を積み重ねて1,000本。野球的に言えば次の山は1,500本。これからも下北沢とともにヒットな記事を積み重ねていきたい」と話す。古参記者からは「悔しいです…」の声も。
開設から現在まで、最もページビューを集めたのは2008年11月12日に配信した「はらドーナッツ下北沢店」(北沢3)のオープン記事。検索ワードでは「下北沢 古着」「下北沢 雑貨」などが多い。
「記事に対してお礼の手紙をもらった時は感動した」「取材を通して顔見知りの方が増え、街を歩くのが楽しくなった」などと、これまでを振り返る記者たち。梅田編集長は「1,000本目の記事もいつもの1本。僕らは『街の記録係』として、これからもコツコツと記事を書いていく」と話す。