下北沢にバー「マグハウス」-女性オーナーは赤い髪がトレードマーク

「インテリアについては統一感を意識していたが、気づけば大好きなアニメ『ONE PIECE』のフィギュアを飾るなど、まるで自分の部屋の延長になってしまった」と吉井さんは笑う

「インテリアについては統一感を意識していたが、気づけば大好きなアニメ『ONE PIECE』のフィギュアを飾るなど、まるで自分の部屋の延長になってしまった」と吉井さんは笑う

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 下北沢北口に10月21日、バー「maghouse(マグハウス)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6407-8808)がオープンした。

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 オーナー兼店長は赤い髪がトレードマークの吉井まぐみさん。「この店には自分の経験がすべて入っている」と吉井さん。店を持ちたいと思った理由の一つに、幼少時の経験があるという。「昼間は喫茶店、夜はスナックの昔ながらの店があり、大人になったら自分もそんな店を持ちたいと思っていた」。接客業のスキルは、18歳から7年間務めたディズニーランド内にあるレストランのウエートレスや居酒屋スタッフ、ホステスなどで鍛えた。

 店舗面積は10坪。カウンター席は7席、テーブル席は10席。黒とピンクを基調にしたインテリアはほぼ手作り。音楽や演劇・映画が好きで声優を目指したこともある吉井さんの希望を反映し、店内奥には小規模のライブや演劇を行うためのステージとプロジェクタースクリーンも設置した。「いつも好きなことや趣味に近い仕事をしてきた。この店は今までの集大成のようなもの」。

 ドリンクメニューは生ビール、カクテル(以上500円)、サワー、角ハイボール、ソフトドリンク(以上400円)など。フードメニューは「焼き枝豆」「はんぺんのバターしょうゆ焼き」(以上400円)、「2種のディップwithバゲット」(500円)、「サーモンマリネ」「ねぎ塩豚トロ焼」(以上600円)など。

 当初は「男性も女性も楽しめる店を」と考えていたが、オープン後は予想以上に女性客が多いという。「グループで訪れた女性たちがガールズトークに花を咲かせていたり、1人で来た女性がカウンターで悩みを相談してくれたりと、肩の力を抜いて楽しんでくれている」と吉井さん。「今後は、世代問わず女性たちを集め女子会イベントを開きたい。互いに意見交換できるような場になれば」とも。

 営業時間は18時~23時ごろ。「閉店時間はお客さん次第」。

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