下北沢南口の「駅前劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3414-0019)で1月11日・12日、演劇ユニット「女王陛下」の新春公演「知りすぎていた男」が始まった。
元ワハハ本舗の大地輪子さんと松竹芸能のカルト女優「ミドリちゃん」さん、サナザワノリコさんの3人が結成した同ユニット。その特徴について、サナザワさんは「ミドリちゃんと大地輪子の強烈すぎる個性が売り。作品としてはコメディーでありながら最後にあっと驚くどんでん返しの結末」と話す。
同公演は、「病院に勤めながら六法全書を読み、哲学・倫理学・思想史を学んでありとあらゆる学術を得た男が、某有名大学の名誉教授になった日にある事件に巻き込まれてしまう」ミステリーコメディー。「今回は、女王陛下の魅力にハマった6人の役者さんを客演に迎えての緊急公演。シンプルな舞台なので、役者さんたちの魅力を存分に味わってもらえるはず」とサナザワさんは意欲をみせる。
下北沢の街については、「最近、駅の周辺が様変わりしつつあるが、昔ながらの自由な感じがとても好き。女王陛下も下北沢で公演を打つことにこだわり続けて早15年。演劇人にとって憧れの街であるスタンスは今後も貫いていってほしい」と期待を寄せる。
開演時間は19時30分。入場料は、前売り=3,000円、当日=3,300円。