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下北沢で「引きこもり」を描く舞台-海外俳優も出演、英語や韓国語も

同公演のフライヤー

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 下北沢南口の劇場「ザ・スズナリ」(世田谷区北沢1、TEL 03-3469-0511)で3月20日から、劇団「燐光群」による公演「裏屋根裏」が行われる。

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 同劇団は主宰の坂手洋二さんが1983(昭和58)年に立ち上げた。坂手さんは、日本劇作家協会会長、日本演出者協会理事、国際演劇協会日本支部理事などを務めている。同公演は、2002年5~6月に梅ヶ丘BOX(梅ヶ丘1)で初演した「屋根裏」の再演となる。

 初演は、現代社会の問題の一つとされている「引きこもり」の人々が、自ら閉じこもるための「屋根裏」が、商品として流通し始めた世界を描いたもの。同公演は大きな注目を集め、「第54回読売文学賞」「第37回紀伊國屋演劇賞個人賞」「第10回読売演劇大賞最優秀演出家賞」などさまざまな賞を受け、アメリカやヨーロッパなど海外でも上演され人気を博した。

 今回は海外俳優とのコラボレーションによる「インターナショナル・リミックス・バージョン」として上演。韓国語・インドネシア語・中国語・英語・日本語が飛び交う舞台となる(一部日本語字幕付き)。

 演劇の魅力について、坂手さんは「それを言葉で言えないから、それを伝えるために演劇をしている」と話す。

 公演スケジュールは劇場の公式サイトで確認できる。前売りチケットは、各種プレイガイド、劇団のウェブサイトで発売している。

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