世田谷代田に4月11日、バー「NakanBar(ナカンバー)」(世田谷区代田2、TEL 03-3424-4669)がオープンした。
店主は、アパレル業界で企画の仕事をしていた横山一子さん。同店を構えるため、20年勤めた会社を退職した。内装のコンセプトは「外国人から見た、間違ったアジアのイメージ」。赤と黒を基調とした店内には、横山さんがアメリカで買い付けたという、日本文化がテーマとなったグラフィック作品をディスプレーしている。店舗面積は10坪。席数はカウンター6席、テーブル8席。
ドリンクメニューはアルコール類を中心にビール、グラスワイン(共に600円)、カクテル((650円~)、焼酎(500円~)などを用意。フードメニューは、「アボカドディップ&トルティーヤチップス」(500円)、「うずらのたまごの薫製」(450円)、「オードブル三種盛り合わせ」(1,000円)などのつまみがメーンだが、「喫茶店のドライカレー」(750円)、「プチきつねうどん」(700円)などの食事メニューも用意する。
店名は長崎県の地名に由来した。「祖父母が雲仙市の中之場という土地に住んでいた。地元では『なかんば』と呼ばれていて、幼いころによく遊びに行った。特に何もないところだったが、いまだに大好きな場所の一つ」と横山さん。「世田谷代田の周辺も中之場とまではいかないが、静かで落ち着いた環境。女性が一人でも立ち寄ることができて、ゆっくりとお酒を楽しめる店にしたい」とも。
営業時間は18時~翌1時。日曜定休。