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大人たちが必死に生きる様を描く「○○トアル風景」-劇団はえぎわが公演

同公演のフライヤー

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 下北沢の「ザ・スズナリ」(世田谷区北沢1、TEL 03-3469-0511)で7月6日~11日、劇団はえぎわの第23回公演「○○トアル風景」が行われる。

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 同劇団は、主宰のノゾエ征爾さんが「大人計画」主宰・松尾スズキさんのゼミを経て立ち上げ、2001年に劇団化した。昨年行われた「春々」の戯曲が、第55回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされ、前回公演では追加公演が設けられるなど1,400人を動員した。8歳までアメリカで育ったというノゾエさんは「欲望という名の電車」をはじめとした海外作品の演出にも定評があり、現在はENBUゼミナールの演劇科専任講師も務めている。

 公演は「頑張る」ことをテーマに、自分なりに必死に生きようとする大人たちが描かれる。見どころについて、ノゾエさんは「人間が生まれること、死にゆくことについて考えてもらえる舞台にしたい」と話す。併せて、「上演時に自分でも衝撃を受けるような、これまでになかった新たな作品を生み出したい」と意欲を見せる。

 開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、自由席=前売り=3,300円、当日=3,600円、指定席=同3,500円、同3,800円。チケットは劇団のウェブサイトやプレイガイドで発売中。

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