下北沢北口の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」が5月11日、刺し身と串揚げの専門店「串の助」(世田谷区北沢2、TEL 03-5452-1329)としてリニューアルオープンした。
運営は、関東圏を中心に「とらふぐ亭」、「魚の飯(さかなのまんま)」などの飲食店を展開する「東京一番フーズ」(新宿区)。「とらふぐ亭 下北沢店」は2006年9月から今年の5月まで営業していた。リニューアルのきっかけについて、店長の鳴海裕徳さんは「下北沢のニーズ沿った新業態にするため、より気軽に楽しめる串揚げや刺し身を主に扱うことになった」と話す。「『串の助』は下北沢が1号店なので気合十分。メニューもいろいろ試しながら展開していきたい」とも。
メニューは、「アスパラ肉巻き」(189円)など、「串揚げ各種」(105円~)。「おすすめは『バナナ』(105円)。試作時に食べてみたら、意外なほど香ばしくておいしかった」(鳴海さん)。このほか、当日仕入れたてのいかを丸ごと一匹刺し身にした「名物 泳ぎいか」(2,079円)は、「レモンをかけるとぴくぴく動く様子がお客さまに喜ばれる。ゲソなど、余った部分は天ぷらにして提供する」(鳴海さん)。「鮮魚三点盛り合わせ」(1,344円)など、刺し身メニューは当日の仕入れ状況で変更する。「とらふぐ亭」のメニューも、「とらふぐ空揚げ」(1,554円)など一部を引き継いだ。ドリンクは、生ビール(中525円)、ハイボール(399円)、梅酒各種(525円~)など。
店舗面積は35坪。個室は7部屋あり、うち6部屋は座敷席、1部屋はテーブル席。このほかのテーブル席は13卓。内装は特に変えず、そのまま使う。
リニューアルから約1カ月半を振り返り、鳴海さんは「前店同様、下北沢の商店街の方々に来ていただくことが多い。特に近所で店を経営している方の姿もよく見かける。土日は下北沢近辺の家族連れも多いので、これからも地域密着を大事にしていきたい」と話す。
営業時間は17時~23時30分(日曜・祝日は23時まで)。