下北沢南口の「駅前劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3414-0019)で8月2日から8日まで、劇団「東京オレンジ」の公演「インプロヴィゼーショナルシアターシリーズ#9・Vision Quest」が行われる。
同劇団は、主宰の横山仁一さんが早稲田大学在学時に俳優の堺雅人さんらと共に旗揚げ。「インプロ」と呼ばれる即興演技を行う舞台を中心に活動を行っている。インプロの魅力について、横山さんは「音楽におけるジャズと言えばわかりやすいかも。今、その瞬間、本当に起こる出来事や感情の揺れ動きを体験し、物語に立ち会い共有する醍醐味(だいごみ)がある」と話す。
同公演もインプロによる作品。見どころについて、「個性的な出演メンバーのさまざまな欲望や衝動が、その場でスパークし生成される物語を体験してほしい。現代日本で見ることができる最も面白いインプロ公演」と自信を見せる。
俳優として活躍する堺雅人さんについて、「名誉劇団員というところで、文字通り劇団の看板を背負って活動してくれている。多忙な日々だが、スケジュールが空いてさえいれば、観劇に訪れたり、稽古に参加したりして、後輩たちへの大いなる刺激となっている」とも。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=3,000円、当日=3,500円。チケットは劇団公式サイトで発売中。