下北沢北口に9月19日、ステッカー専門店「B-SIDE LABEL(ビーサイド・レーベル)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6454-6868)がオープンした。
同店は大阪・南船場にショップ&ギャラリーを構える同名店の2号店。「気軽に楽しめるポップアート」をテーマに、音楽や動物などをモチーフにした各種オリジナルデザインのステッカーを店頭販売する。商品数は2,500点以上。店舗面積は12坪。
アメリカのステッカーカルチャーに影響を受けたという社長兼デザイナーの黒崎裕一郎さん(36)は、香川や大阪での路上販売を経て、6年前に現在の1号店をオープン。「日本人にしかできないものを作りたい」という思いから、メッセージ性を込めた作品を数多く制作し、事業を拡大してきた。渋谷ロフトなどで販売されている、交通標識風のイラストに風刺的なメッセージを込めたステッカーシリーズは、同社のヒット商品のひとつ。毎月、テーマの異なる新作を10点~20点発売している。
同店で販売するステッカーはすべて防水加工で、サイズは携帯電話や手鏡などに貼れるコンパクトな「携帯サイズ」(200円)から、スーツケースや車などにも貼れるような「ビッグサイズ」(700円)までさまざま。価格はそれぞれのサイズごとに設定している。「デザインによる価格の違いはないので、売れているものが、純粋にそのデザインの評価に繋がる。どのステッカーが人気を集めるか、デザイナー同士が競い合いながら高めている」と黒崎さん。「下北沢は大阪のアメリカ村を上品にしたような雰囲気だが、若者が集まる街としては比較的年齢層も高い。幅広いニーズに応えていけるような店になれば」とも。
営業時間は12時~20時。水曜定休。