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都心&地方4劇団の主宰者が共同で舞台づくり-駒場東大前で公演へ

前回公演「悪人志願」の舞台写真(撮影=引地信彦)

前回公演「悪人志願」の舞台写真(撮影=引地信彦)

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 駒場東大前の「こまばアゴラ劇場」(目黒区駒場1、TEL 03-3467-2743)で12月8日から、劇団「黒色綺譚カナリア派」の活動休止公演「誤/娯楽」が行われる。

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 2003年に主宰の赤澤ムックさんが桐朋学園大学の同期らと立ち上げた同劇団。年2回のペースで公演を続け、前回の本公演「悪人志願」では約1600人を動員した。「耽美(たんび)・ネオアングラ」と称され、舞台美術、照明、衣装などのスタッフワークにも定評がある劇団として知られる。

 同公演では、出演者に全国で活躍する地方劇団の俳優を集め、「都心一点型ではない演劇の形を模索する」試みを行う。札幌、青森、京都、福岡で活躍する劇団の主宰4人が集い、東京の俳優も全てオーディションで選出した。赤澤さんは「解散公演ではないが、旗揚げから培った全てを洗いざらいご披露したい」と意欲を見せる。公演では、山にすみ着いた化け物に世話係を差し出さねばならない村人たちを描く。

 開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り・当日共に=3,000円。チケットは劇団の公式サイトで発売中。公演は12月18日まで。

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