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下北沢で「若手演出家コンクール」最終審査-4人が最終審査に

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 下北沢の「劇」小劇場(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0020)で現在、日本演出者協会が主催する「若手演出家コンクール2011」が行われている。

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 2001年から文化庁の助成を得て「新しい時代を担う若手演出家の育成のためのプログラム」としてスタートした同コンクール。演出家の仕事を社会に紹介すると同時に、若手演出家とベテラン演出家の交流による演劇の発展の場となっている。これまでにも、劇団「イキウメ」の前川知大さん、「ピチチ5」の福原充則さんらが優秀賞を受賞している。

 今回は、応募総数81人の中から1次審査と2次審査を経て4人の演出家が最終審査に挑む。最終審査に挑むのは、柏木俊彦さん(公演タイトル「あくびと風の威力~3600秒ver.~」)、スズキ拓朗さん(「さいあい~シェイクスピア・レシピ」)、平塚直隆さん(「日本語私辞典」)、村井雄さん(「アントンとチェーホフの桜の園 若手演出家コンクール2011バージョン」)。それぞれ2ステージずつの一般公演を行い、最終日公開審査で「最優秀賞」を決定、賞金50万円を贈呈する。全作品を観劇した観客の投票によって決まる「観客賞」も設ける。

 開催は3月11日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り・当日=2,000円(全4作品の観劇が可能)。チケットは劇場の公式サイト、日本演出者協会で発売中。

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