7月24日にヤンキースへ電撃移籍したことが明らかになったイチロー選手にちなみ、「下北沢のイチロー」と呼ばれていたこともあるパフォーマーのニッチローさん(33)がユニホームを新調した。
ニッチローさんが電撃移籍を知ったのは24日の朝。友人からのメールで移籍を知り、急いでテレビを付けたという。ヤンキースの規約からひげをそり会見に臨んだイチロー選手を見て、「これは現実なのか、と思いながらひげをそった。ひげをそったら似ていなくなるのでは、とも思った」とニッチローさん。
その後、ヤンキースのユニホームを購入したが、背番号31番はまだ入荷されておらず、現在は13番を着用。9月の入荷を待って買い換える予定という。「イチローさんは小物にもこだわりがある。黒いリストバンドをしているが、昨日の試合ではラインが緑から白になっていた。そういったところもちゃんと似せていければ」。初打席でヒットを打ったことについては「こういった状況でも普段と変わらない仕事をしていた。それができる人が一番すごいと思う」とも。
ニッチローさんは、2010年ごろから下北沢南口などでパフォーマンスを行っていたが、昨年末に2回、バラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」に出演したことをきっかけに、現在は新宿の「そっくり館キサラ」のショーや地方での営業に注力している。出演日は同店のホームページで確認できる。