駒場の「こまばアゴラ劇場」（目黒区駒場1、TEL 03-3467-2743）で4月10日から、「平田オリザ演劇展vol.3」が行われる。

　平田オリザさんは1982（昭和57）年に劇団青年団を旗揚げ。平田さんの提唱した「現代口語演劇理論」は、1990年代以降の演劇に大きな影響を与えてきた。近年では、ロボットが演劇を行う「ロボット演劇プロジェクト」や鳩山内閣で所信表明演説の執筆に関わるなど、その活動に注目が集まっている。

　3回目となる同展は、平田さんの新旧の名作を一挙上演する企画として2011年からスタート。今回は、「この生は受け入れがたし」（1996）、「走りながら眠れ」（1992／2011）、「銀河鉄道の夜」（2011／2012）の3作品を上演する。作品について、同劇団は「心機一転新しい生活が始まる春にぴったりの新旧3作品。お気に入りの一作に出合えるはず」とコメントしている。

　公演は21日まで。公演プログラムや入場料は公演サイトで確認できる。チケットも同サイトで発売中。