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下北沢に鶏そば・つけそば専門店「そると」-店長は元お笑い芸人

つけ汁の変化を楽しめる「そるとつけそば」(980円)

つけ汁の変化を楽しめる「そるとつけそば」(980円)

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 下北沢南口に「鶏そば そると」(世田谷区代沢5、TEL 03-5432-9270)がオープンして約1カ月たった。

店長の片岡さんとスタッフの金さん

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 経営は、「つけ麺処 三ッ葉亭」(杉並区阿)や、ベトナム料理専門店「チョップスティックス」(杉並区)などを展開する「フクモチック」(三鷹市)。店舗面積は約13坪。カウンター9席、テーブル6席。

 店長の片岡亨さんは、お笑い芸人「大和魂」として活動していた経歴を持つ。芸能界引退後、さまざまなラーメン店で修業を積み、「つけ麺処 三ッ葉亭」などの立ち上げに関わった。その後、イタリア料理などの飲食店で勤務。同社社長やメンバーと会った際、「新しくて飽きないラーメンやつけそばを食べてみたい」と盛り上がったのが同店を立ち上げるきっかけとなった。イタリアンで培った経験をもとに、香味野菜を煮込んだブロード(ブイヨン)をダシ作りに活用。「ラーメンはジャンクなイメージを持たれることが多い。イメージを変えるような、野菜をたくさん使ったラーメンを提供したい」という考えから、トマトやナス、ジャガイモなどをトッピングする。

 メニューは、好きな揚げ野菜をスープに崩し入れることで「トマトを入れればミネストローネ風に、ジャガイモを入れればポタージュ風に」つけ汁が変化する「そるとつけそば」(980円)をはじめ、濃厚スープの「鶏白湯そば」(750円)や、スタンダードな「つけそば」(730円)、「鶏そば」(600円)など。つけ麺を注文した際は、残ったつけ汁を「コーン茶」でスープ割りし、コーンスープ風味にして楽しむこともできる。サイドメニューは「焼or水餃子」(各280円)、「そると前菜盛り合わせ」(450円)、「鶏飯(小)」(150円)など。ドリンクは生ビール(380円)、ハイボール(350円)、各種ソフトドリンク(200円)など。

 すし店「喜楽鮨」跡に位置する同店。内装にすし店の雰囲気が残る。女性の一人客も多く、「ラーメン屋然としていないことで、女性客も入りやすいよう」と分析する。今後について片岡さんは「サイドメニューを充実させたい。スイーツやラーメンリゾットなどを提供し、遊びのあるラーメン屋になりたい。長年続けることで、下北沢に根付く店にしたい」とも。

 営業時間は11時30分~翌2時30分(スープが無くなり次第終了)。

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