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下北沢のウェブ制作会社が「ツンデレ発泡酒」開発-土の香イチゴ使う

ほんのりイチゴ色をした「エイミー」。パッケージは茨城県の形が模されている

ほんのりイチゴ色をした「エイミー」。パッケージは茨城県の形が模されている

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 ウェブコンサルティングなどを行うスマートデザインアソシエーション(世田谷区北沢2)が開発したイチゴの香りがする発泡酒「Amy(エイミー)」が3月下旬から、下北沢のバー「ベンハムのコマ」(北沢3、TEL 03-6407-8377)で提供されている。

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 同社は、下北沢の産地直送野菜の物販イベント「ママンカ市場」を運営するなど、地域や農家と連携した取り組みを行うウェブ制作会社。ママンカ市場担当の小出麻子さんは、エイミー開発のきっかけについて、「農家の方は一年中働いているのに、収入が得られるのは農作物を出荷する時期だけ。不安定な収入を、農作物の加工品で補えないかという思いがあった」と話す。

 使用するイチゴは、茨城県水戸市のイチゴ農家・八木岡岳暁さんが作る「土の香(とのか)イチゴ」。「甘みが濃厚な土の香イチゴを25%も使っているので、イチゴの香りだけでなく味も強いのが特徴。他社の類似商品にも負けない味になったと自負している」と小出さん。同商品のパッケージデザインもママンカ市場が担当。キャッチコピーは「ツンデレ発泡酒」だが、これは「すっきりした甘さから芯の強い女性のイメージした」という。

 昨年12月に生産した500本は茨城の市場や茨城のアンテナショップで限定販売し、3カ月ほどで完売。追加生産を行い、3月下旬からは「ベンハムのコマ」で1,200円で提供しているほか、5月上旬からはママンカ市場のサイトでも通信販売を始める。

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