下北沢北口に串カツ専門店「楽や(がくや)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6804-8135)がオープンして約1カ月半たった。
店舗面積は15坪。カウンター10席、テーブル14席。オーナーの吉野隆士さんは、2011年に九州野菜販売店「健康野菜館くまもと」(さいたま市)を兄弟で立ち上げ。飲食店を経営したいという思いから、弟2人に店を任せ、知人の秀城誠さんと共に同店をオープンした。
串カツをテーマに選んだことについて、吉野さんは「串カツはリスクが少ない業態」と話す。「メーンとなる食材が一つだと、その食材に社会的な問題が起こった場合に営業しづらくなるが、串カツならネタが多岐にわたるのでリスクヘッジできる。1本100円前後と低価格なので、若者やサラリーマンまで、さまざまなお客さまに来てもらえる」と話す。
串カツは、「牛」(130円)、「ブタ」(120円)、「鶏」(120円)、「紅ショウガ」(100円)、「あじ」(130円)など、約40種類で80~200円。「せせりポン酢」や「白菜サラダ」(以上480円)などの一品料理も。ドリンクは、スティック付き氷菓を逆さにして酎ハイに入れる「ガリガリ君酎ハイ」(420円)や生ビール(480円)、角ハイボール(380円)、ソフトドリンク各種(180円)など。
ワインなどを加えたオリジナルブレンドの二度漬け禁止ソースを作り、「お年寄りも食べやすいサラサラした味に仕上げている」という。今後について「明るく楽しい店にしたい。下北沢には串カツ店がたくさんあるが、味、ボリューム、接客で差別化できれば」とも。
営業時間は17時~24時。定休日は電話で確認できる。