下北沢南口の「駅前劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3414-0019)で7月26日~28日、劇団「kitt」の第2回公演「ウインカーを、美ヶ原へ」が行われる。
同劇団は、TVドラマ「斉藤さん2」の脚本家で、劇団MONO主宰の土田英生さんを中心に昨年結成。若手育成を掲げ、土田さんが20代の役者たちと作品を作っている。京都で上演した、第1回公演「梢をタコと読むなよ」が好評を博し、第2回となる今回は関東進出を果たした。
同公演は、7月の終わりに美ヶ原で起きる恋愛劇。作品について、土田さんは「かなり昔に書いた作品を改訂しての上演。外ではいろんなことが起きている。本当なら世界に目を向けないといけない。しかし自分の中にある恋愛の苦しさが優先されてしまう。そんな恋に苦しむ人々のありさまを描いた」と話す。見どころについて、「恋愛における嫉妬や駆け引き、そして抑圧。私の体験も盛り込みまくりで恥ずかしいですが、見てほしい」とも。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り・当日共に=3,500円。チケットは、各種プレイガイドで発売中。