三軒茶屋の「シアタートラム」(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で11月6日から、世田谷パブリックシアターが企画制作する公演「クリプトグラム」が行われる。
同劇場は2011年からシリーズ企画として、若手演出家による長期公演を行っている。2011年には谷賢一さん翻訳・演出による「モリー・スゥイーニー」(南果歩さん主演)、2012年には長塚圭史さん構成・演出による「南部高速道路」(真木よう子さん主演)を上演し、高い評価を得た。今回は、演出家・翻訳家として注目される小川絵梨子さんを迎え、小川さん自身の新訳による作品を上演する。
同作品は、映画「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「ハンニバル」などの脚本家としても知られるアメリカの劇作家デイヴィッド・マメットの作品。初演は1995年、米国マサチューセッツ州のアメリカン・レパートリー・シアター。キャンプ前日で眠れないでいる10歳の男の子を大人たちが眠らせようとする中、ゆっくりと謎が暴かれていくというサスペンス劇。出演は谷原章介さん、安田成美さん、男の子役を坂口湧久さんと山田瑛瑠さんがダブルキャストで演じる。
公演は11月24日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は前売り・当日共に5,000円。チケットは世田谷パブリックシアターチケットセンターで発売中。