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下北沢で「秋のイカ祭り」-行政巻き込み「復興応援」に発展

今年3月に行われた「春のイカ祭り」の様子。イカ焼きは行列ができるほど人気だった

今年3月に行われた「春のイカ祭り」の様子。イカ焼きは行列ができるほど人気だった

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 下北沢のあずま通り商店街で11月3日、「下北沢 秋のイカ祭り」が開催される。

春のイカ祭りで絵を描く子どもたち

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 主催は下北沢東会、あずま通り商店街。宮城県女川漁港から直送された1000杯のイカを、イカ焼きやイカヤキソバとして提供する。会場では、「イカすストリートライブ」、愛犬たちが着飾ってレッドカーペットを歩く「イカすワンちゃんファッションショー」、古着をコーディネートした「イカすストリートファッションショー シモキタコレクション」、宮城県女川町の小学生たちと絵を送り合う「お絵かき交流会」などを予定している。

 下北沢南口のカフェ「バックス」(世田谷区北沢2)オーナーで、あずま通り商店街青年部部長の岩本健一さんは「東日本大震災の被災地に暮らす子どもたちに新しい靴を贈る活動『シンデレラ・プロジェクト』を行っているとき、女川町の漁師の方ともつながりができた。漁師たちを応援できる活動をしたいと思いイカ祭りを企画した。『復興支援』というのはおこがましいので、『復興応援』と思っている」と話す。

 「今年3月に行った春のイカ祭りの活動が認められ、今回は宮城県や世田谷区などの行政も巻き込んで展開できた。春よりも前進できてうれしい。今後は毎年恒例の行事にしていきたい。こうして女川町と直接つながることで、震災の記憶を薄めることなく、末永く復興の応援をしていければ」とも。

 開催期間は12時~16時ごろ。詳細は公式サイトで確認できる。

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