海にまつわる作品を集めたグループ展「海のモノ展」が7月12日より、下北沢ギャラリースペーススプラウト(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-2146)で開催される。
今回が6回目となる同展は、「それぞれの思う海のモノを表現する」というコンセプトで彫金、ガラス、ニットなどの異なる作品を扱う作家15人が集まり、毎年7月に行われている。展示作品は深海を泳ぐマンタの絵や海を舞台にした絵本、ウミウシのリアル模型、クラゲのネックレスなど1,000点以上で、そのほとんどが購入可能。昨年の展示会ではブログなどで展示会を知った人が150人以上訪れ、「海の底に来たような涼しさがある」と感想を述べていたという。
同展は2002年にグループ展で出会った「海のモノ好き」な作家たちにより活動を開始。そのメンバーの紹介や他の展示会でスカウトした作家を集め、現在の15人になったという。今回の展示作家の1人である武田さんは「下北沢は面白いお店も多いし、散歩ついでに気軽に訪れてほしい。海や海の生き物が好きな人などに作品を見て涼しい気分になってもらいたい」と話している。