下北沢のライブハウスや飲食店8カ所で6月1日、1週間連続ライブ「ローズレコーズの1週間」が始まった。会場は「CLUB Que(クラブキュー)」「SHELTER(シェルター)」「GARDEN(ガーデン)」(以上、世田谷区北沢2)、「440(フォーフォーティー)」(代沢5)など。
主催は下北沢を拠点とする音楽レーベル「ROSE RECORDS(ローズレコーズ)」を運営するスタジオ・ローズ(世田谷区)。レーベル設立10周年を記念して同イベントを企画した。期間中、6年ぶりにワンマンライブを行う「曽我部恵一ランデヴーバンド」など同レーベルに所属するアーティストが1週間連続でライブを行う。
同レーベルを主宰する曽我部恵一さんは「設立当初は、一番街の三河屋酒店(代田6)の辺りにある路面店の物件を事務所として借りていた。ガラス張りで店のような雰囲気だったため、友達も知らない人もファンの人も、いろんな人が訪ねてくれ、そこからまた関係が広がった。今思い返してもとてもいい物件だった」と当時を振り返る。
今後の展望については、「ヒットする作品を作ろうとも、金を儲けようとも思っていない。レーベルに関係するミュージシャンやスタッフが幸せに仕事ができているならば、それで大成功」と話す。イベントに向けては「肩肘張らずに1週間を楽しみたい」とも。
詳細はローズレコーズのホームページで確認できる。今月7日まで。