「下北ゾンビジャック」開催-ゾンビ55人が下北沢を練り歩く

下北沢の南口商店街を代沢三叉路交差点方面へ歩くゾンビパレード。街行く人が興味深そうに見たり、写真を 撮ったりしていた

下北沢の南口商店街を代沢三叉路交差点方面へ歩くゾンビパレード。街行く人が興味深そうに見たり、写真を 撮ったりしていた

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 下北沢南口商店街周辺で5月31日、「下北ゾンビジャック2014 ~週末ちょっと腐ってみませんか?~」が開催された。

ゾンビパレードの集合写真

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 主催はインディーズ映画団体「ProjectYamaken」。同イベントは、映画館「トリウッド」(世田谷区代沢5、TEL 03-3414-0433)で上映する、同団体の最新作「サムライゾンビ・フラジャイル」のプロモーション。ゾンビメークを施した人々が映画の看板やチラシを手に、トリウッド周辺や下北沢の街中を練り歩いた。

 当日の参加人数は一般公募とスタッフ合わせて55人。メード服を着た女性や、親子連れ、外国人、「監督」と書かれたプレートを首から下げた同団体代表の山岸謙太郎さんの姿もあった。15時30分から始まり40分ほどでスタート地点のスタジオベイド(代沢5)に戻った。

 参加者の一人で下北沢在住の女性会社員(20代)は「六本木などのゾンビパレードを見て憧れていた。下北沢でできると聞いてすぐに申し込んだ」と話した。当日の最高気温は30度。男性会社員(30代)は「かなり暑くて汗をかいた。メークが溶けて本物のゾンビの気分」と笑う。

 17時からはトリウッドで映画の公開と舞台あいさつも行われた。同作品でサムライゾンビ役を務めた正木蒼二さん、トリウッドで同時上映される「MORATORIUM」の廣瀬貴士監督、ゾンビメークのまま登壇した山岸謙太郎監督、MCの相馬絵美さんが登壇した。

 期間中、「トリウッド」ではインディーズ映画全15作品を日替わりで上映。「サムライゾンビ・フラジャイル」(上映時間24分)と、そのほかの作品を組み合わせた2~3本を同時上映(合計約60分/一律800円)する。同団体が2012年に制作した女子高生が主人公のSFアクション「東京無国籍少女」以外は全てゾンビ映画。英語字幕付きの上映回も。

 上映は今月13日まで。上映スケジュールは同館ホームページで確認できる。

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