下北沢のラウンジバー「off BEAT」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-7553)で7月29日、短編映画「other voice」の上映会が行われる。
上映会は、同店の4周年を記念して企画されたイベント「Jamboree」内で行われるもの。同店のマスターともともと知り合いだったという市川敦史監督は舞台を同店にすると決めてから脚本を制作し、撮影もすべて店内で行った。同店マスターの高崎さんも「マスター役」として出演している。内容は20分程度の短編で「酔っぱらいながら見られるようなゆるい映画」をテーマにしたという。今回の作品は同店のために作られたもので、イベント以外での上映予定はない。
作品は自主映画制作チーム「implant pictures」によるもの。2004年に映画作家、俳優、音楽制作を志す仲間で結成され、「可能な限り制作費をかけずに、可能な限り質の高い映画を」をコンセプトに総予算2万円から7万円ほどの作品を定期的に作り続け、今回が6作目となる。
監督の市川さんは「下北沢が好きな人に、お酒を飲みながらゆったりと映画と音楽を楽しんで欲しい」と話している。
上映は19時30分~、21時~の2回。料金は当日1,000円+ワンドリンク。