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下北沢に創作和食店「namida」-路地裏の店舗、口コミで人気

店主の田嶋善文さん。「namida」という店名は千利休の茶杓(ちゃしゃく)の名前と、ワインの醸造家、マダム・ルロワの言葉に由来する

店主の田嶋善文さん。「namida」という店名は千利休の茶杓(ちゃしゃく)の名前と、ワインの醸造家、マダム・ルロワの言葉に由来する

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 下北沢西口に創作和食店「namida(ナミダ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6804-7902)がオープンして約5カ月がたった。

「五品のコース」(3,000円)の一部

 店舗面積は約10坪。座席はテーブル4席、カウンター10席。路地裏に位置するため目立ちにくいが、7月10日のオープン以降、口コミやSNSを中心に人気が広まったという。

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 店主の田嶋善文さんは銀座の和食店で5年間修業を積んだ後、オーストラリアに渡りグローバルでも受け入れられる日本食を研究。帰国し原宿のイタリアンレストランで働いた際、「自然派ワインは、酢やみそなど和食の調味料を邪魔しないことに驚き、日本酒と自然派ワインを楽しめる店を出そうと決めた」。「食卓にうんちくを持ち込ませたくない」という思いから、日本酒やワインのリストは作らず、どの酒にも合う料理を出しているという。「接客しながらお客さまの好みをリサーチすることもある」と話す。

 日替わりメニューの一例は、「白レバーペーストの柿のコンポート」(700円)、「かき ゆず釜グラタン」(700円)、「オニカサゴ アクアパッツァ風 塩煮付け」(1,000円)など。小田原港から直接仕入れる旬の魚や、実家のある熊本で同級生が営む「福田果樹園」をはじめとした自然農法にこだわるコミュニティーで生産された野菜を使う。

 ドリンクメニューは、生ビール(600円)、日本酒(グラス=500円)、自然派ワイン(グラス=500円)など。日本酒の銘柄の一例は「松の司」(滋賀県)、「風の森」(奈良県)、「舞美人」(福井県)など、ワインは「ムレシップ」「ドメーヌ・リショー」(以上フランス)、「ラ・チェレータ」(イタリア)などを扱う。 

 主な客層は30~50代の近隣住民。リピーター率が高く、「1品1杯から利用できる気軽さが、飲食店を飲み歩く人が多い下北沢に合っているのでは」とも。

 営業時間は18時~24時ごろ。日曜定休(予約の場合は応相談)。

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