下北沢北口駅前で2月14日・15日、「第8回気仙フェア」が開催される。
岩手県の陸前高田市をはじめとした気仙エリアの海鮮料理などを提供する同フェア。2013年2月(確認中)から定期的に開いている。主催する「しもきた商店街振興組合」のイベント担当・鍛治川直広さんは「毎回『復興支援』という言葉は使わず、首都圏で気仙エリアの食材のファンをつくり、また、東北地方の人たちにも下北沢を好きになってもらうということを目的に開いてきた。今回までずっと続けてくることができたのも、『復興支援』という言葉だけにとらわれなかったからだと思う」と話す。
通常は料亭や高級ホテルなどに卸ろすという広田湾の高級カキを14時から25個限定で振る舞うほか、ホタテやワカメ、イカなどの気仙エリアの食材を使った料理や、日本酒などのご当地ドリンクの提供と物産の販売を行う。
「前回は高級カキの無料振る舞いの時間が近づくと会場全体がザワザワして、あっという間になくなった。今回も同じように人気が出るはず」と鍛治川さん。「当日は陸前高田から漁師の方たちも駆け付け調理する。『おいしいものが食べたい』という人たちに来てもらって、結果的にそれが復興支援につながれば」とも。
開催時間は11時~19時(15日は18時まで)。