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下北沢で「気仙フェア」-「復興」の2文字なし、「第6次産業化の支援」目的に

第1回の開催風景。わかめの試食を受け取る来場者

第1回の開催風景。わかめの試食を受け取る来場者

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 下北沢北口で11月2日~4日、「気仙フェアin下北沢大学2013秋」が開催される。

わかめの試食に長蛇の列

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 下北沢では、これまでにも地域ポータルサイト「ぶらり下北沢」らが陸前高田市をはじめとした気仙エリアの物産品を販売してきた。3回目となる今回の主催は「下北沢大学」。

 下北沢大学は、「しもきた商店街」(世田谷区北沢2、TEL 03-3467-3070)による取り組み。「路上イベントなどを通して芸術や文化の振興を目指すこと」をコンセプトに、ワークショップイベントやキッズハロウィーンなどを企画してきた。昨年には優れた取り組みを行う都内商店街に贈られる「第8回東京商店街グランプリ・商店街の部」でグランプリを受賞している。

 同フェアの狙いは、海産業や農作業の第6次産業化の支援のため、首都圏の一般消費者に対する販売網拡大やブランド認知を行うこと。そのため、「復興支援」と名付けられた商品は販売しない。主催者の一人である鍛治川直広さんは「復興支援だからと商品を購入いただくのではなく、本当にいいものだから購入いただくことが大切」と話す。陸前高田の野菜直売所「産直はまなす」の野菜詰め放題や、東京では手に入りにくい商品の販売、三陸でとれたワカメの試食なども行う。

 開催時間は12時~19時。

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