下北沢の小劇場「楽園」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0903)で3月4日から、劇団「散歩道楽」の解散公演「ゲジゲジ」が行われる。
同劇団は、主宰の太田善也さんが自作の戯曲を上演するために、1998年にユニットとして旗揚げ。俳優養成所の卒業生を中心に2001年に劇団化した。2011年には、新作8本、2劇場同時公演する企画「サンポジウム2011」を開催するなど精力的に活動を行ってきた。
同公演は、新聞販売店の作業場を舞台に、朝刊を待つ眠れない男を描く物語。解散公演について、太田さんは「前回から1年半ぶりの劇団公演であり、散歩道楽最後の公演。何か大きなことを成し遂げたわけではないが、定期的に公演を打ち続けてこられた。ただ続ければいいというものではないかもしれないが、続けることの難しさを考えると頑張った方だと思う」と話す。意気込みについて、「最後の公演に向けて着々と準備は進んでいる。今までで一番いい作品にしたい」とも。
公演は3月10日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り・当日共に=3,500円。チケットは、劇団の公式サイトで発売している。