下北沢南口の「本多劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で12月5日から、劇団「ナイロン100℃」の第43回公演「消失」が行われる。
同劇団は、前身となる「劇団健康」が解散した後、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんを中心に1993年に結成。犬山イヌコさん、三宅弘城さん、大倉孝二さんら個性的な役者が多く所属している。
同公演は、2004年の初演以来11年ぶりとなる再演。善意を描くことを避けてきたKERAさんが、初めて善人のみを登場させた作品であることも注目された。ストーリーは、楽しい一夜になるはずのクリスマスの夜が破滅へと導かれる様が描かれる。出演は、初演と同じく、劇団員の大倉さん、みのすけさん、犬山さん、三宅さん、松永玲子さん、客演の八嶋智人さんの6人。
東京公演は12月27日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、全席指定で、前売り・当日共に6,900円。チケットは各種プレイガイドで発売中。