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下北沢のバー「フェアグラウンド」がチャリティー企画 ビール飲み途上国に寄付

同店で企画の対象としているコエドビール「毬花」(左上)

同店で企画の対象としているコエドビール「毬花」(左上)

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 下北沢南口のバー「Fairground(フェアグラウンド)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3411-2739)が現在、チャリティー企画「Beers for Books」を行っている。

期間限定で提供する「五色の和マカロン」(左からごぼう、白みそ、紅芋、抹茶、八つ橋)

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 Beers for Booksとは、途上国の子どもたちへ教育機会の支援を目的に活動するアメリカのNGO団体「ルーム・トゥ・リード」が始めた取り組み。ビール1杯につき1冊の本の制作費として100円を途上国に寄附するというもので、取り組みは世界各国に広がっている。

 同店を経営する「atcf(アズザクロウフライ)」(武蔵野市)では同団体の考えに賛同し、同社が展開する都内10店舗全てのバーで企画を実施する。「Beers for Booksは、本来一日限りのイベント形式で開催されることが多かったが、『ルーム・トゥ・リードの』メッセージを広く知らせ、より多くの人に取り組みを知ってもらいたいという思いから、1カ月の開催期間を設けて実施することにした」と、店主の小林信秀さんは話す。

 今回は、埼玉県川越市のコエドビールと協力し、各店舗で提供する対象のコエドビールを注文すると、1杯につき1冊(100円)が寄付される仕組みとなっている。同店では、飲食店のみで提供されているたる製品のコエドビール「毬花(まりはな)」が対象。期間中は、同ビールに合わせた特製の「五色の和マカロン」(1個=300円)も提供する。

 「『毬花』は、一般のスーパーやコンビニエンスストアでは購入できない店舗限定のビール。ぜひこの機会に味わってみては」と小林さん。「期間中、全店舗で合計1000冊を目指しているが、9日の時点ですでに500冊分の寄附が集まっている。おいしいビールを飲むことで、楽しくチャリティーに参加できる企画となっているので、気軽に足を運んでほしい」とも。

 営業時間は18時~翌3時(日曜・祝日は24時まで)。今月31日まで。

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