下北沢北口に5月12日、飲食店「ロケットチキン下北沢店」(世田谷区北沢2、TEL 03-6407-0242)がオープンした。
同店は湘南に本店を構える「ロケットチキン」の3店舗目。「唐揚げでもフライドチキンでもない」がキャッチフレーズの、独自で開発したチキンが売り。肉はふんわり柔らかく、衣はサクサクの食感で、自家製タルタルをのせて食べる。
下北沢店のフードメニューの中心はチキン定食。チキンのピース数を選ぶことができる。ご飯の量が普通盛り・大盛りの定食で「2ピース」(900円)、「3ピース」(1,000円)、「4ピース」(1,100円)、「6ピース」(1,300円)。小盛りは30円引き。6ピースからロケット型のタワーにして提供する。
自家製タルタルはピクルスから手作りする。卓上にあるチリソース、レッドチリソース、テリヤキソース、ニンニクなどを加えることで味の変化を楽しめるという。
「何度も試作を繰り返した私たちのチキンは、一度食べて見ないと分からない新食感。ぜひ試してみてほしい」とSwells Works社長の中島拓也さん。
中島さんは過去に青年海外協力隊ボランティアとしてキリバス共和国を訪れたことで、社会問題への関心が高まった。国内が食材の廃棄率が断トツで高いことにも危機感を覚えたという。メニューは看板商品を軸にしたシンプルな構成にし、食品ロスを大幅に減らしている。
ロケット型の盛り付けについては、「本店のお客さんは学生さんが多い。見た目も楽しい思い出の一つとして残ってほしいという思いから始めた」と中島さん。
居心地の良いアットホームさを意識した店内。学生アルバイトを含むスタッフにも「旅ボーナス」として、途上国への旅行を「支給」している。
営業時間は11時30分~23時。