毎月21日発売の首都圏タウン情報誌「散歩の達人」(交通新聞社)最新号で、下北沢駅を含む井の頭線が特集されている。
京王井の頭線は、渋谷、神泉、駒場東大前、池ノ上、下北沢、新代田、東松原、明大前、永福町、西永福、浜田山、高井戸、富士見ヶ丘、久我山、三鷹台、井の頭公園、吉祥寺の17駅を結ぶ約12キロの路線。
今回井の頭線を特集した理由について、副編集長の土屋広道さんは「今年5月に井の頭公園(井の頭恩賜公園)が100周年を迎えたから」と話す。「沿線のいろいろなものがうまく混在し調和する『ミックス感覚』をうまく出したいと思い、できるだけ沿線をさまざまな切り口で紹介するように努めた。結果、企画数もいつもより多くなっている」とも。
中でもお薦めは新代田「日の丸軒」の記事だという。「沿線全体のイメージとして強く感じる『ミックス感覚』を散歩の達人的に表現できるのは、『中級ユーラシア料理』と掲げてあるこの店ではないかと思い取り上げた。あえて2ページも使って紹介している」と土屋さん。
「できれば若い読者に手に取っていただき、沿線の多様さを楽しんでほしい。井の頭公園や井の頭線沿線の昔の写真も掲載しているので、シニア層の方々にも懐かしく見ていただければ」と呼び掛ける。
価格は700円。