明治大学和泉キャンパス(杉並区永福1)で11月3日、「Meiji Girls Collection 2017(明治ガールズコレクション2017)」が開催され、グランプリに政治経済学部の望月実佑さん、準グランプリに情報コミュニケーション学部の高橋里奈さんが選ばれた。
11月1日から3日にかけて開催された「第133回明大祭」内のイベント。同大の広告研究部が主催し、今回で第7回となる。
ファイナリストに選ばれたのは、高橋さん、望月さんに加え、文学部の嘉村あずささん、商学部の島崎怜菜さん、政治経済学部の春山えみりさん、法学部の桑村祐生さんの計6人。
イベントは2部構成となっており、屋内教室での開催となった第1部では、ファイナリスト全員によるファッションショーに続き、「趣味」として桑村さんの激辛料理好き、春山さんの古着コーディネートの紹介、「チャレンジしたいこと」として望月さんの弓道、高橋さんのバトントワリング、「特技」として嘉村さんの器械体操、島崎さんの空手が披露された。望月さん、春山さん、桑村さんによる書道チームと、嘉村さん、高橋さん、島崎さんによるダンスチームの異種競技対決も開催され、僅差でダンスチームが勝利、客席を沸かせた。
ゲストMCとしてお笑い芸人「ハイキングウォーキング」も登場。ファイナリストたちのステージを見守るとともに、「コーラを一気飲みして山手線全駅を言う」などの持ちネタと決めぜりふ「スーパーイリュージョン!」で観客の笑いを誘った。
第1部の締めくくりには、ファイナリスト一人一人によるスピーチが行われ、応援への感謝を、ときに涙混じりに語る一幕も。
会場を屋外ステージに移しての第2部では全員新たな衣装に身を包んでファッションショーを行ったほか、昨年の同コンテストでグランプリに輝いた沖田愛加さんも登壇し、準グランプリの高橋さん、グランプリの望月さんにティアラを着け、ファイナリストたちにもエールを送った。
桑村さんは「今までは人前に立つのができなかったけれど、今回の活動を通して克服できた」、島崎さんは「ファイナリスト6人でステージに立つことができて本当に良かった」と話す。
準グランプリの高橋さんは「目標に向かって頑張ってこなかった自分が嫌いだったので、『壊せ、自分』という今年のガールズコレクションのテーマに背中を押されて応募した」と話す。準グランプリを獲得したことについては「自分がなれるとは思っていなかったので、呼ばれた瞬間は頭の中が真っ白になった」とも。
グランプリの望月さんは「自信はなかったけど、ファイナリストとしての活動をする中で、せっかくならグランプリを取りたいという気持ちが強くなってきた」と告白。「表舞台に立つのはキラキラして楽しそうに見えたが、周囲からの視線が全て自分に向いている気がして怖かった」とも。今回の活動を通して「少しでも気になったりやりたいと思うことがあったりしたら、恥ずかしがらずに挑戦していこうと思う」と意欲もみせた。