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下北沢のギャラリーでモノクロテーマのグループ展 作品やグッズ販売も

「monochrome」展の様子

「monochrome」展の様子

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 下北沢の「ギャラリーHANA」(世田谷区北沢3 TEL 03-6380-5687)で現在、「monochrome」展が開催されている。

こまつたかしさん「小瓶入の鉛筆の絵」

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 モノクロ表現をメーンに活動する鉛筆画家のこまつたかしさん、鉛筆幻燈作家のこんの純一さん、写真家の寫眞館ゼラチンさん、メカデザイナーの瀧川虚至さん、銅版画家の長野順子さんの5人が参加。鉛筆画や銅版画、フィルム写真などを展示している。

 銅版画技法で、空想上の生き物や人物などを幻想的な作風で描くアーティストの長野さんは、「インク一色で光や影を描くことができる。余計な情報を与えないのがモノクロの面白さ」と話す。少年少女をモチーフに描く鉛筆画家のこまつさんは、「最初はカラーでも絵を描いていたが、鉛筆で描く方が楽しくなり、モノクロ画を中心に描くようになった。多くを語りすぎないように、作中の子ども達に表情を付けずに描いている」と話した。

 写真家の寫眞館ゼラチンさんは、ゼラチンシルバープリントという技法を用いたフィルム写真を作成している。モノクロというテーマに至った理由を「モノクロの世界観と、表現の幅に引かれたため」と話す。

 小品では4,000円程度の原画の販売から、買い求めやすい個々の作家の作品集やグッズ類も販売している。こまつさんのグッズ販売では、「イラストbook」(700円)、「小瓶入の鉛筆の絵」(2,000円)を販売している。

 ギャラリーHANAオーナーは、展示の開催理由を「去年行われたmonochrome展を再び開催したいと思ったのがきっかけ。前回よりもバラエティー豊かなモノクロの作品を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は11時30分~19時(最終日は17時閉廊)。火曜休廊。3月18日まで。

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